「沈黙の町で」了

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     朝日新聞朝刊で連載していた、奥田英朗氏の「沈黙の町で」が完結しました。
    近日中に終わるという予告があったので、どういう風に終わるのだろうと思いつつ、この文字数ではどうも中途半端で歯切れが悪い終わり方になるのだろうなあ、と思っていましたが、まさにその通りでした。
    しかしながら、最後の最後に読者の視点をぐるっとひっくり返し、さ、もっかい最初から読もうか!?(^_^) って、いう、職人技的な終わり方で、正直、やられたと思いました。

    本当の作家、文筆家というのは、平凡な人物を無数書き分ける力がないといけないのですね。
    怒られるかもしれないけど、そこが漫画とは違うところかも。
    漫画は、キャラクターをきわだたせる必要があるけれど、小説はむしろそういうのは邪道。

    私は普段、趣味に偏った娯楽小説しか、お金を出して読まないから、こういう小説をきっちり読める機会があることはとてもためになっていると思います。
    でも新聞代は高すぎるので、正直やめたい…
    もし今度上がったら絶対やめる!(;`皿´)



    実はもう一つ買ってしまいました…

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      実は、その後、こういうものも購入しました。
      見ていただければ判るのですが、ねこ好きは避けて通れないデザインのバッグとポーチが2点セットになっています!
      あっちゃ〜!(>_<)

      白ネコさんの方はA4サイズが入るぐらい大きいです。
      作りもしっかりしていて、このおねだんはお安いです。
      うちの最寄のイオンの書店では見かけなかったのですが、心斎橋筋の書店ではたくさん平積みになっているのをみかけました。
      やっぱダメだ、田舎の書店は品揃え。(´;ω;`)ウゥゥ
      心斎橋はやっぱ違うわ〜 


      ベロを噛みそうな、このブランド名、私は知らなかったのですが、なかなか面白いです。
      バッグについてくる冊子(ホントはこっちが本体?)は、このブランドの服や小物などが掲載されていますが、表紙を開いたところで「うっ!(-_-;)」と、なる方も少なくないと思います。
      なんせアンティークビスクドールの手足、つまり赤ちゃんの手足をモチーフにしたお皿のアイテムがどかんと陰鬱な色彩を放っていますから。
      誰がこれでゴハン食べるんやっちゅー話し!

      しかし、こういう一般受けしないものをトップに持ってくるのはワザとなのかもしれません。
      「うち、素人さんと一見さんはお断りどす。(^_^) これがあかんのやったら、帰っておくれやす。(^_^)」
      ってことなのだとお見受けします。

      私はアンティークビスクドールに抵抗がないので平気です。(^_^)
      着る服のためのデザインではなく、アートとしての服飾のデザインが優先しているブランドだと思うので、眺めるためのデザインだと思います。
      面白いです。

      デザインだかなんだか知らんけど、人間が着られない服作ってどうすんのよ?
      と、ちょっと前までは思っていたのですが、服飾デザインというのは、モデルさんに着せて、背景を作って、写真を撮って完成するデザインの一分野だということに、やっと気が付きました。
      朝ドラ「カーネーション」のおかげです。

      この、しろネコさんバッグ下げて近所のスーパーに食材とか買いに行きたいですね。





      買ってしまった

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        120324_2228~010001.jpg
        食品の買い出しのついでに、うっかり書店に立ち寄ったのがまずかったですね。
        チューチューの手提げ袋付ムック、1365円也。
        かわいいには抗えません。
        かわいいに国境なし。



        「山風短(3)青春探偵団」

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          JUGEMテーマ:自分が読んだ本

          今回もせがわ先生のチョイスに度肝を抜かれました。
          いきなり現代劇の青少年向けミステリーですよ。
          現代劇と言っても時代は昭和30年代です。
          時代考証の絵面などはよほど不自然でなければ私はぜんぜん気にならないのですが、これぐらいの時代風俗の考証って、資料が豊富なんだかそうでないんだかよくわからない気がして、難しかったのではないかと思いました。

          今回も登場人物がとても素敵でした。
          主人公の男の子や女の子はちゃんと男の子女の子で、一回限りでは勿体無いです。
          男の子はみんなかっこいいし、女の子はみんなかわいい。

          柔道初段の半子(はんこ)ちゃん(この名前あんまりですよ、風太郎先生 (^_^;))が、大立ち周りを演じてくれるのですが、無事に切り抜けたあと涙目というか、半泣きなところなんか、そうそう、こんな怖い目に遭ってしまったら、どんなに気が強くたってそうなるよね、という自然さで、そういうところが嬉しいです。

          不良の皆さんもきちんと正しく不良で、頑張ってくれています。
          ちょっと終盤は余裕がなくなってきて、大人気ないのですが、まあそれだけ必死なわけですね。
          高校生相手に。(^_^;)

          夏のさわやかさというか、夏休みのすがすがしさを思い出させてくれたお話でした。
          小太郎くんと今日子ちゃんの掛け合いは、もっと見たいなあ。(^_^)
          風太郎先生も、これを書かれていた時はお若かったんでしょうね。
          とにかく、さわやかです。



          「吾輩はシャーロック・ホームズである」

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            JUGEMテーマ:自分が読んだ本

            柳広司さん三冊目です。
            正直、これはハズレでした。

            ロンドンに国費留学した夏目漱石が欝になったらしいのは有名ですし、漱石とホームズが共演するという設定は新しいものでもないです。
            でも、欝になってちょっとおかしくなったらしい漱石が自分をホームズだと思い込む…という設定は面白いと思いますが、文字で読むとホームズになりきっている漱石が貧相な東洋人だということはビジュアルとしては捉えにくいので、なんだかもうひとつピンと来ないのです。
            せっかく漱石がボケているのなら、ツッコミ役がいてもよさそうなものですが、それがいないのです。
            ワトソン博士は漱石のボケをぜんぶそのまま肯定してしまう(漱石はワトソン博士の所へ連れてこられた患者という設定)ので、漱石が面白いことになっているということが、いまいち読んでいてわかんないのです。

            自分をホームズだと思い込んでいる男は、別に漱石じゃなくてもいい感じ。
            つまり、必然性が感じられないぐらい、なんだか人物設計が弱いような気がしてなりません。
            漱石のみならず、他の人物もなんだか全員、影が薄いというか、印象が薄いです。
            なので、誰にも感情移入ができない(軸足が置けない)のです。

            私はホームズ物に精通しているわけではないので、細かいデティールなどがピンとこなくて、だから面白くないという可能性はあるでしょう。
            解る人だけが解って、ニヤッとできる作品は否定しないですし、むしろ好きかなぐらいに思っているので、ぜんぜん面白くなかったと言い切るのは、もしかしたら間違いなのかもしれません。
            でも、面白くなかったです。

            「トーキョー・プリズン」の時もそうだったのですが、ミステリーの醍醐味がラストの謎解き(解答)のカタルシスのみにあるとすれば、柳さんのお作はそれがすこぶる弱いです。
            え、なに?これが解答?(+_+) と、別の意味で驚かされること二回目です。
            「ジョーカー・ゲーム」には、それはなかったのですが…

            柳広司さんの作品を続けて3冊読みましたが、いったん、これで置きます。
            もし、次に読むのがハズレだったら悲しすぎるので、時間を置くことにします。
            「新世界」は多分読みますが、漱石関連はもういいや。

            評価:
            柳 広司
            角川書店(角川グループパブリッシング)
            ¥ 580
            (2009-09-25)


            「トーキョー・プリズン」と「ジョーカー・ゲーム」

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              JUGEMテーマ:自分が読んだ本
               
              割と田舎に住んでいるので、あまり書店に行けないのですが、たまたま目に付いて買ってみた「ジョーカー・ゲーム」がとてもおもしろかったので、同じ作者の本を続けて読んでいます。
              二冊目に読んだのが「トーキョー・プリズン」。

              「ジョーカー・ゲーム」は、読みやすい短編連作です。
              近代日本のインテリジェンスものは私の大好物なのですが、もうその好物まんまの小説で、どれも粒ぞろいで面白かったです。
              一作が長編一冊でもおかしくないアイデアなのに、短編で惜しげなく使ってしまっていいの?って言いたくなるような秀作揃いで、ホントに嬉しくなってしまいましたね。

              この連中を動かしているものは、結局のところ、
              ーー自分ならこの程度のことは出来なければならない。
              という恐ろしいほどの自負心だけなのだ。
              佐久間が知る限り、そんな風に生きていけるのは人でなしだけだった。
              という、一節が、全編を通じて流れる主題なのだと思います。
              印象的なフレーズがあるのは、いい小説の特徴だと思うのですが、どうでしょう。

              「トーキョー・プリズン」は長編です。
              いいですね。この小説はきちんとした映画にしてもらいたいです。
              けっこう救いがない話なのですが、戦争が絡むとどうしてもそうなるでしょう。(-_-;)
              ミステリーとしてのトリックはちょっと「ええ〜?」でしたが、それが主題ではないと思えば、許容できるというか、まあたいしたことではないのかなあと。

              「騙されていたのは、嘘ではありません」キョウコが言った。「おそらく彼らはーーそして、わたしもーー本当に騙されていたのでしょう。けれどそれは、真実を知りたくなかったからーー騙されていたかったからーー騙されただけなのです」
              人間というもののやっかいさというか、こっけいさは、自分で自分をまず、無意識のうちに騙す、嘘をつけることだと思います。なぜそうするのかというと、それができないと、生きるのがつらいからです。自分の利益を優先しての嘘はかまいません。しかし、他人のために自分の内なる声、真実の声を殺してしまってはいけません。あなたが、自分で自分を殺すことで、あなた以外の人間が、こころない人間が「しめしめ」と、舌なめずりをして、せせら笑う人間が必ずいます。そんな人間のために、自分を殺す必要はこれっぽっちもありません。


              評価:
              柳 広司
              角川グループパブリッシング
              ¥ 700
              (2009-01-24)

              評価:
              柳 広司
              角川書店(角川グループパブリッシング)
              ¥ 580
              (2011-06-23)


              ネコまんがとかネコのかわいい本とか

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                「俺とねこにゃん 3」
                1〜2巻ともにとても面白かったので迷わず買いました。
                今回は、すみません、ちょっと普通でした。
                1巻のようなインパクトがなくて、普通に面白く読めました。
                マンネリというか、ちょいとお疲れなのではないかとお察しします。
                でも、あいかわらず、ねこにゃんはかわいいです。

                「プ〜ねこ(4)」
                私は大好きですが、読む人を選ぶ漫画だと思います。
                ナンセンスなギャグ漫画だと思うので、面白い人には面白いけど、そうじゃない人は受け付けないかも。
                大笑いではなく、解る人だけ解るとこを「くす」と笑う漫画です。
                でも、ねこの絵はすごくかわいいです。
                画力がきちんとある人が描く猫は本当にかわいいです。

                「choo choo 日和 愛のマタタビ。」
                韓国のjetoyのネコイラストの本です。
                とにかくカワイイ!キレイなイラストばかりで、目の保養です。
                で、ちょっとなんだかヘンだったりもするので、私はjetoyのネコさん大好きです。

                地震だー!


                JUGEMテーマ:自分が読んだ本



                タクティクスオウガ 運命の輪 Art Works (画集)

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                   お高めな本ですが、アマゾンの金券?が残っていたので買って見ました。
                  この金券、使用期限がある上に、使用期限がいつなのか、パッとみではわからないから怖いです。
                  それに、ちょっとずつ使うとかいう芸当も出来ないらしくて、いきなり勝手に全額ぶっこみますね。
                  アマゾン、自分では結構買ってるつもりでいたのですが、調べてみたら年に1〜2回しか買い物してませんでした。
                  それだけ、ドタキャン食らっているということでもあるわけですが。
                  まあ、どうでもいいですね。

                  珍しく箱入りで来たと思ったら、分厚くてかさばる本が、どーんと入っていました。
                  画集ってことをすっかり忘れていたので、驚きました。
                  ハードカバーで、厚さ2センチ強あります。
                  ハードカバーの子はかさばるし扱いにくいので、もう家には入れないことにしているんですが、今回は仕方がないですね。

                  内容は、まあ、満足です。
                  ゲーム雑誌とかは見ないので、そういう宣伝媒体買ってないと恐らく見る機会のないイラストが見られるのはありがたいです。
                  1ページに一枚、キャラクターの絵が載っていて、図鑑みたいです。
                  後半に載っているラフ画がやっぱり楽しいですね。
                  ラフ画って、本来は人目に曝すものではないと思うのですが、どうしてこんなに見てて楽しいんでしょうね。
                  迷いとか、試行錯誤とか、あとはプレゼンの役割もあると思うので、そういう「意欲」みたいなものがストレートに出るので、楽しいのかもしれません。

                  あと、やっぱり絵の上手い人って、左利きなのですね…
                  左利きの人は、ホントに上手い人が多いです。
                  私? もちろん右利きですよ (´;ω;`)ウゥゥ




                  「暁英 贋説・鹿鳴館」

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                     読み終わりました。
                    この作家の小説は多分初めて読みましたが、作者は昨年の初めに急逝され、残念なことにこの作品は未完の絶筆です。
                    そのことは購読前からレビューなどで判っていたので、読まないでおこうかとも思ったのですが、評判がいいみたいだし、せっかくのマニアックな題材なので、読むことにしました。

                    とてもテンポがよく、おもしろく読めました。
                    文章はとても上品で上質。
                    ほんのちょっとだけ、山田風太郎先生の風味というか、歴史の根底に対する哀しみの眼差しがあるような気がしました。
                    電気がまだそれほど街中に普及せず、夜の暗さが濃かった時代の明暗みたいなものが、きちんと描かれていて、とてもよい小説だと思います。

                    マニアックな題材なので、予備知識がないと少しつらい面もありますが、肝の部分にさしかかった時は、そうか、そうきたかあ〜!と、にやあ〜…というか、にたあ〜…というか、他の人が見たら怪しむに違いない顔になってしまいました。赤目だし余計。
                    しかも、その肝の落ちには至らぬまま未完の絶筆という惨い仕打ち。(´;ω;`)ウゥゥ

                    本当に残念でなりません。
                    作者は若い頃にライター稼業をなさっていたみたいなので、もしかしたらその頃の無理な仕事が祟ったのかもしれません。
                    でも、きっと、その頃に作家としての引き出しを増やし、アタマを鍛えたであろうとも思うので、無理な仕事の時代なしにこれだけの作品をものにできたはずはないので、やはり運命だったのかな、とも思います。

                    あまり本を読まなくなりましたが、この作者の本は、これから少しづつでも読んでいこうと思います。





                    やっと届いた!

                    0
                       震災の影響かも」しれませんが、注文して10日ぐらいかかって、やっと届きました。
                      「山風短 2」

                      今回も大喜びです。
                      も〜、こんなヘンな話し、絵にしてどうして下品じゃないのでしょう。
                      どうしてヘンな話なのに純愛なんでしょう。(´;ω;`)ウゥゥ
                      せがわ先生、本当にありがとうございます!
                      長生きしてよかったです!(´;ω;`)ウゥゥ

                      最初は何度も噴出すシーンがあって、笑いっぱなしだったんですが、最後は泣かされました。
                      純愛!ですよ、純愛!
                      キャラクターがすべて素敵ですが、やっぱり主人公の与五郎が一番素敵ですね。
                      かわいいです!

                      酸いも甘いも噛み分けたオトナの漫画なので、おこさまやよいこは読んではいけません。
                      オトナになってもきっと読める名作だから、大きくなってから読んでね。
                      いや〜、純愛!

                      ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

                      お言葉、本当にありがとうございます。
                      いつも励まされています。(´;ω;`)ウゥゥ

                      明日、ちょっと早いので、また帰りましたらきちんとお返事させていただきますね。
                      それまでの間にぜひ、本屋さんに行って、「山風短 2」お買い求めください。
                      純愛!ですよ!





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                        フルール
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                        まるる
                      • もう10月も終わりですね
                        フル-ル

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